長浜駅西口から東口へ横断して駅前通りを少し東に行くと北国街道が交わるところに旧開知学校がある。1871(明治4)年9月、県下で最初に「滋賀県第一小学校」が建設された。
その三年後、木造3階建て八角塔屋付の擬洋風建築の校舎が建築された。建築費用は地元住民による寄付金で長浜の人々が教育に関して熱心であったことがわかる。
北国街道は中山道と北陸路を結ぶ主要道で、城下町の面影をのこす長浜は古くから人や物資が行き交う宿場町として栄えてきた。
長浜城から東に延びる大手門通りとの交差点は「黒壁スクエア」が広がる。
現在「黒壁スクエア」という街広場があり、この一號館を取り囲むように約30店が軒を連ね二號館のガラス工房では初心者でも製作に参加することができる。だが工事中が多かった。
北国街道を南下すると「ヤンマーミュージアム」があると教えてくれた。あの愛くるしいヤン坊、マー坊の山岡孫吉(まごきち)記念室があり、入ってみた(入室無料)。
世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した、ヤンマーの創業者・山岡孫吉氏の功績を讃えていた。展示は耕耘機、稲刈り機、他に船舶などミニショベルカーと幅広く貢献している。
山岡氏は、滋賀県の貧しい農家に生まれ、多くの困難に打ち勝ってヤンマーディーゼルを創設した。また1950(昭和25)年、私財を投じて設立、発足した奨学財団は山岡育英会となっている。長浜の駅から無料シャトルバスが出ている。また知らないところを発見した!(2/20長浜で撮影)
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