東山七条にある真言宗・智積院は京都駅から東に向かい突き当たりである。真言宗の宗祖・弘法大師空海と中興の祖・興教大師覚鑁(こうぎょうだいしかくばん)のご誕生を祝い、6月15日に毎年「青葉まつり」を行っている。
今日(17日)、少し観梅には早すぎるかなと思ったが智積院の講堂前には美しい紅梅が咲いていた。
金堂の参道の濃い紅梅も咲いていて、金堂前の二本の白梅は満開近しといった処だった。
昨年3月、ブログ友と智積院の観梅をみたが、可憐な紅白梅の花をゆっくり楽しむことが出来た。
広い境内には、梅を愛でに散策をする方が一,二人居たが白梅と紅梅が続く参道でしばし観梅を楽しみながら金堂に向かった。
大師堂(弘法大師)や密厳堂(興教大師)、金堂(大日如来)講堂(阿弥陀如来)明王殿(不動明王)の五つのお堂の周囲にも梅木が植えられている。
智積院の梅花の小枝が微笑んでいるように静かに梅香の甘い匂いが芳しく楽しい日であった。
まだ梅は早咲きのころで、あと一週間~10日もすれば遅咲きの蕾も咲き、境内は梅香に覆われて、見ごろを迎える。
0 件のコメント:
コメントを投稿