梅小路公園の梅林

17日、東山七条にある智積院の梅を観て満足し、梅小路公園（京都水族館）の梅林を覗いた。梅小路公園は京都駅から西へ徒歩約15分と近く、市街地の中心にあって緑と花で憩える空間である。

公園の東南エリアにある梅林には、「梅のこみち」と名付けられた散策路が延びている。

園では濃い紅色の「八重寒紅」や白い花が特徴の「冬至」など梅の甘い香りが漂う中、梅の通り抜けを楽しめた。

特にこの時季は一重の桃色の寒紅梅と八重寒紅梅、白い花の梅の様々な品種・約140本の梅花が気高く咲き誇っていた。

同公園で採れた梅を使い、『梅まつり（3/1~9）』には梅茶の無料配布も行われるという。

梅を愛でる人々とは対象的に、旧国鉄の敷地であったこの地には「京都水族館」も登場し若者に人気を博しているが、京都市建設局緑政課は「すざくゆめ広場（三月開園）」と「鉄道博物館」の建設中で2015年度の開業を目指している。
広々とした芝生広場や中央広場、いのちの森、朱雀の庭、緑の館など様変わりがあるという。
＜梅小路公園の梅林＞
住所：下京区観喜寺町56－3
料金：入場無料
交通：市バス「京都水族館前」下車徒歩3分
駐車場：なし（なお交通弱者専用駐車場（有料）あり）
問い合わせ：075－352－2500