2014年2月20日木曜日

長浜 盆梅展

20日、滋賀県長浜市慶雲館で湖国に一足早い春の訪れを告げる、「第63回長浜盆梅展」が1/18(土)~3/10(月)まで開催されたのでことしも観賞に行ってきた。
第63回長浜盆梅展が3/10(月)まで開催されている。
慶雲館は、伊藤博文が命名し、明治天皇行幸に合わせ、長浜の豪商・浅見氏が私財を投じ建築した。梅の花は香りも好く寒い冬を乗り越え、一輪また一輪と咲くけな気な姿が好きで蕾が膨らみ花開くころは早春の訪れを感じさせる。
蓬莱。
八重咲き紅梅の老木、樹齢400年の「不老」。国内最大級の長浜の盆梅展は、慶雲館の座敷に並べてあり、高さが3m近い巨木や樹齢400年を超える古木など、その“大きさ”と“樹齢”が特徴である。
樹齢250年の昇龍梅。
巨木、「さざれ岩(樹齢350年)」。高さ3mに迫る巨木、「さざれ岩(樹齢350年)」や八重咲き紅梅の老木、樹齢400年の「不老」は、最も歳を重ねる姿に不老長寿を感じさせない綺麗な紅梅が目を引き付ける盆梅の横綱格である。 樹齢250年の昇龍梅はその姿は龍が天に昇る勢いを連想させた。
初時雨という品種。
紅梅が美しく咲いていた。名前は不明だが紅梅が余りの美しさである。右、初時雨という品種。
雪冠は満開!今が見ごろ、満開の雪冠(ゆきかんむり)と名は不明のピンクの鉢植えもあった。
梅の器、多治見高校からの作品。
一つの枝から紅白の花が咲くという源平2色咲き分けの「輪違い(りんちがい)」別名、思いのままもある。 日本一の歴史と規模を誇る長浜盆梅展は1952(昭和27)年に盆培愛好家の故・高山七蔵氏(現在の長浜市高山町)が、約40鉢を市に寄贈したのが始まりである。
「城砦」、信楽高校の作品。
青芝玉蝶(せいしぎょくちょう)八重咲きの白梅、中国300年の古木から接木した。歴史、規模ともに日本一の長浜盆梅展は、わが子を育てるのと同様、温かい愛情とともに厳しい管理が求められていて、その出来栄えは見事だった。
左、品種が違う「思いのままに」と、右、一つの枝に紅白の花を咲かせる日月(じつげつ)という品種。
梅の中で一番大きな花を咲かせる「武蔵野」という品種。
妙照(みょうしょう)推定樹齢150年、一重白梅、枝振りが女性をおもわせるという。長浜の“早春の風物詩”にもなっており「盆梅展」の慶雲館会場には多くの観光客や市民で賑わっていた。つづく・・・
<長浜盆梅展>
開催場所:長浜市慶雲館(滋賀県長浜市港町)
開催期間:2014/1/18(土)~3/10(月)
開催時間:9:00~17:00
観覧料金:大人500円、小中学生150円             
     ※障害者手帳所持の方と同行者は無料
交   通:JR長浜駅より徒歩3分

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