先日12日、ブログ友とコスモス寺の般若寺や植村牧場など散策した折、猿沢の池に映る興福寺の五重の塔を観た。五重塔は国宝で730年(天平2)光明皇后の発願で創建された。
1426(応永33)年頃の再建で、今の塔の高さは50.1mで木造の塔としては東寺五重塔に次ぎ日本で二番目に高く、立派に聳えていた。興福寺は中金堂(ちゅうこんどう)、東金堂(とうこんどう)、西金堂(さいこんどう)の3つの金堂があり、それぞれに多くの仏像が安置されている。
寺の中心部には南から北に南大門、中門、中金堂、講堂が一直線に並び、境内東側には南から五重塔、東金堂、食堂(じきどう)が、境内西側には南から南円堂、西金堂、北円堂が建っていたという。
京都に住みながら寺院仏閣は余り興味なく仕事に追われ生きてきたが、障害を受けこの歳になりブログを始めて社寺の礼祭や花や紅葉の美しさに魅かれ、疲れも忘れリハビリのために頑張っている。
法相宗の大本山・興福寺の境内は奈良公園の一部となって「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録されている。(完)(10/12 写真撮影)
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