2015年11月22日日曜日

紅葉会 平安郷

21日、右京区嵯峨野広沢池畔にある「聖地・平安郷」で11/21~23日の3カ日間、秋の一般公開が行なわれた。この催しは春、桜満開のころと秋、モミジが紅葉したころに行われている。

嵯峨野広沢池付近は歴史的風土保存特別地域に指定にされ、風光明媚な風情が保たれて一条山越通りの一角に世界救世教の聖地・平安郷がある。
この世界救世教・平安郷は、教祖が美をこよなく愛したことから、1950年建てられ 聖地になった。
聖地・平安郷の広々とした庭園(約1万5千坪)は、壮大で晴々とした爽快感で清々しく、小川が二本の配されている。
表門入口から入門すると左側に広沢池、右側は竹林を観ながら約100mくらい進むと中門である。
茅葺きの屋根の楠風荘という休憩所があり、白川郷の古民家の木材を活用して建てられたという。 
楠風荘から紅葉の庭園を観賞するのも好いもので春遊亭・上の茶屋まで散策した。
奥の庭園になる「春遊亭・上の茶屋」は静まり、竹林や広沢池や嵯峨野を眺めながらの野点の抹茶をいただいた。
お抹茶で一息ついて、これから嵐山・嵯峨野が眺望できる「東山」に登った。
東山展望台の眺望は素晴らしく、眼下に見下ろす広沢池も小さく見え、嵐山、嵯峨野の風景が見えた。
東山展望台に行く途中の紅葉は赤や黄色、オレンジなど美しかった。
今回は平安郷の「杖」を拝借して登ったが、やっぱり道が険しく杖が役立った。
竹林と紅葉、桜、楓など四季を彩る花木約100種類が植えられて道沿いの小川の辺りに目を遣りながらモミジを愛でて芝生を踏みしめながら一周した。
秋の一般公開、柿がたわわに実っていた。
昼食の時間になり、優美な遍照寺を眺めながら弁当を食べた。

磯菊とリンドウ、「紅葉の通り抜け」はつづきとする。(11/21撮影)
<紅葉会 平安郷>
期間:11月21日~23日
時間:10:00~16:00
場所:京都市右京区嵯峨広沢池下町24-1 
電話:075-872-3550
交通:地下鉄御池天神川駅から市バス「山越中町」下車徒歩7分

0 件のコメント: