2015年10月13日火曜日

善峯寺 シュウメイギク(秋明菊)

12日、体育の日の今日、阪急バスで宇ノ山バス停からシュウメイギクが満開との情報があり善峰寺にお参りをした。 “よしみね参道”は「この坂を上るからこそ、ご利益ある!」と急な坂道を息を切らせながら参詣の方たちは思い馳せ東門に着いた。
善峯寺、通称 “松の寺”で知られる西山、西山御坊とも呼ばれる名刹である。
門跡寺院、天台宗西国三十三所第20番札所で本尊は千手観音菩薩である。
堂々とした立派な山門を潜り中へ入ると参道の左右に一重と八重のシュウメイギクが迎えてくれた。
石段を上がると観音堂(本堂)、境内の至るところでシュウメイギクが咲いていた。
シュウメイギクは別名「貴船菊」とも言って、貴船近辺に多く自生する。
キクという名が付いているがキク科ではなく、「キンポウゲ科」アネモネ属の仲間である。
奥の院は満開のシュウメイギクの花盛りであった。
白色や薄紅色の一重のものは園芸品種で、淡紅紫色ものはたくさんの花弁の菊?に似ていて境内至るところで咲いていた。

真っ青な秋空にシュウメイギクが映えていた。
三重県四日市市から訪れた方は善峰寺にお参りをし、市内一望に満足した様子だった。

広い境内のあちらこちらには約1万本のシュウメイギクが植えられ秋風に揺れていた。 
本坊庭園の池の周辺に咲いたシュウメイギクが美しいのだが残念ながら改修工事を行なっているので公開は数年間先のようだ。
境内のあちらこちらで秋明菊を観賞し、澄み切った空気を胸一杯に吸い込んだ。
境内敷地は3万坪(10万㎡)でシュウメイギクを観賞、京都市街・大阪北部が眼下に一望出来た。
後、一月もすると桂昌院ゆかりの寺、善峰寺は紅葉が始まるという。
 <善峯寺 シュウメイギク>
住所:京都市西京区大原野小塩町1372 
電話:075-331-0020
拝観:境内自由
料金:500円 障害者300円
交通:JR向日町/阪急東向日町駅~阪急バス善峯寺行き、下車徒歩10分        注・善峯寺行きバスは毎時42分に運行している
駐車場:有料500円 

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