八朔祭 女神輿 松尾大社

西京区の松尾大社で五穀豊穣（ごこくほうじょう）を祈る「八朔（はっさく）祭」が行なわれ、恒例の「女神輿（みこし）」が嵐山地域一帯を巡行した。

朔日は、旧暦8月1日に行われていたが、松尾大社では9月第1日曜日に行われいる。

この季節は台風の水害が多いため、五穀豊穣や家内安泰を祈る数千個の提灯の灯りの中で伝統芸能の数々が行われる。

この八朔祭でのハイライトは女神輿が大堰川を船渡御という。 

神輿は拝殿の前に置かれ、神職による神輿の神の神事が行われた。

何事もなく無事終ることを願って塩や神酒が振舞われた。

前日の盆踊りは雨のため中止した。

女神輿は氏子や祭り好きの全国の女性らでつくる「女神輿やまぶき会」が平成10年に始めたという。

午前8時頃から八朔相撲や赤ちゃん土俵入りが始まったが、今回は女神輿（やまぶき会）による神輿巡幸をお伝えしたい。

また午後1時頃からは上桂御霊太鼓に続き、４時頃からは嵯峨六斎念仏踊が奉納されるので神輿は15時ごろ当社に到着の模様である。

約100人の白い法被姿の女性たちが神輿を担ぎ上げ、拝殿を回って楼門の外に出て行った。

二の鳥居前では女神輿が記念写真を撮影、門川市長も来ていた。

その後、9：00頃に女神輿の巡幸は大社を出て一ノ鳥居を潜り北上した。

阪急嵐山駅へ9時45分着き、蒸し暑い中、しばし女神輿は休憩を取った。（9/7撮影）嵐山渡月橋へつづく…