勝念寺はハギの花、23種類が植えられ、赤や白、ピンクや斑入りもあり早咲きや遅咲きがあって、場所により日当たりが異なるため、一斉に咲き誇ることはなく楽しめる。
秋バージョン到来、彼岸花と萩の花や蛙さんがおり、赤や臼クリームの彼岸花や秋明菊(貴船菊)も咲いて秋真っ盛りの様子であった。
伏見の勝念寺は、浄土宗・知恩院の末寺で安養山 往生院と号し、1587(天正15)年に貞安上人によって開創された。
時の信長公が深く帰依し、地蔵堂には信長公より賜った手に握れるほどの珍しい小像の『閻魔法王自作霊像』が安置されている。
身代わり釜敷地蔵尊(かましきさん)と呼ばれた所以は、地獄で釜茹でにされて苦しんでいる人の身代わりとなって、自ら煮えたぎる釜の中に入り、苦しむ人の苦を取り除き、幸せへと導いて下さるお地蔵さまで江戸時代より地元の人々は深い信仰を集めている。
狭い境内だが満開の萩の「花トンネル」も潜り抜け、他では観賞したことない美しい花を観ることができる。
小さなチョウがハギの蜜を求めて群がっていたが、このチョウ、中々じっと止まってくれない・・・。
飛鳥野萩、牡丹萩、斑入り萩、琉球萩、江戸絞り萩、屋久島萩、蒔絵萩、蒔絵萩赤花、蝦夷萩、山萩、雲南萩と狭い庭には萩の花が咲いていた。
ハギの花は22種類だったがことしは「庭田二季咲き萩」が1種類増えていた。伏見丹波橋の勝念寺のハギの花を知ったのは三年前U氏の紹介であるが、京都一とおもった。出町柳・萩の寺、常林寺へつづく・・・(16日撮影)
<勝念寺「萩振る舞い」>
住 所:京都市伏見区石屋町521番地
電 話:075-611-1606
境 内:無料
交 通:京阪・丹波橋駅から徒歩5分
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