畑一面にフジバカマが咲いて、キク科の淡い紅紫色の花には蜜を求めて渡り蝶の「アサギマダラ」も多数来ていた。
甘い香りに誘われて群がるアサギマダラは数え切れないぐらいおった!!
大原野の地の善峯寺は標高が高く、フジバカマの開花も一足早く、仄かな香りが漂うなか渡り蝶のアサギマダラが飛来していた。
この大原野地域でフジバカマの野生種が見つかり、地元の三社寺で作ったオリジナルお守りが100個限定で授与されている。
アサギマダラは偏食で、成虫がよく吸蜜する‘ヒヨドリバナやフジバカマ・アザミ’も、蜜に毒性の強い‘アルカロイド’を含み、アサギマダラはアルカロイドを取りこむことで毒化し「敵」から身を守っている。
一頭のチョウが移動を行うのでなく、北上したチョウの子どもや孫などが南下するという。
市内を一望できる休耕田では秋の七草の一つで、フジバカマが甘い香りを漂わせ群がるアサギマダラとともに見ごろを向かえている。
このフジバカマ祭のイベントは希少な野生種の大原野原種のフジバカマ畑を、今年から地元有志の団体「大原野『地域ブランド』戦略検討部会」が立ち上げたものである。
<フジバカマ祭>
場所:西京区大原野小塩町=フジバカマ畑
日程:9月23日(火・祝)~28日(日)
時間:10:00~15:00
交通:JR向日町駅、阪急東向日駅から善峯寺行乗車
下車徒歩15分(右、フジバカマ畑)
注意:駐車場なし
お問い合わせ:075‐332-9318
0 件のコメント:
コメントを投稿