2014年9月23日火曜日

フジバカマ祭 大原野

西京区大原野の新たな魅力を発信する「なんやかんや大原野・フジバカマ祭」が行われている。善峯寺の参道になっていて途中、十輪寺がありバス停(小塩)があって洛西NT在住者でも徒歩で行くには坂道のため約40分から1時間要する。
Hさんの車で下調べに行ったらフジバカマ畑に入れてもらった!
19日午後3:30頃のフジバカマとアサギマダラの光景。畑一面にフジバカマが咲いて、キク科の淡い紅紫色の花には蜜を求めて渡り蝶の「アサギマダラ」も多数来ていた。
甘い香りに誘われて群がるアサギマダラは数え切れないぐらいおった!!
アサギマダラは越冬のため日本から東南アジアに向うという。
大原野の地の善峯寺は標高が高く、フジバカマの開花も一足早く、仄かな香りが漂うなか渡り蝶のアサギマダラが飛来していた。
21日洛西NTからバスで再度訪れた。フジバカマの香りに誘われて飛んでくる‘珍しい蝶’ アサギマダラは、初秋気温25度くらいになると花を目指して好んで飛来する。
この大原野地域でフジバカマの野生種が見つかり、地元の三社寺で作ったオリジナルお守りが100個限定で授与されている。
アサギマダラは偏食で、成虫がよく吸蜜する‘ヒヨドリバナやフジバカマ・アザミ’も、蜜に毒性の強い‘アルカロイド’を含み、アサギマダラはアルカロイドを取りこむことで毒化し「敵」から身を守っている。
アサギマダラは、タテハチョウ科で夏は涼しい高原で過ごし、秋になると遠く海を渡り、移動をくり返しす「渡り」をするチョウである。
遠く海をこえて2000kmも距離を沖縄や台湾まで移動して冬を過すと言われてる。
一頭のチョウが移動を行うのでなく、北上したチョウの子どもや孫などが南下するという。
市内を一望できる休耕田では秋の七草の一つで、フジバカマが甘い香りを漂わせ群がるアサギマダラとともに見ごろを向かえている。
フジバカマを乱舞するアサギマダラ(ピントが合っていなく申し訳ない)。
大原野南春日町にある小塩山に淳和天皇の陵墓がある。このフジバカマ祭のイベントは希少な野生種の大原野原種のフジバカマ畑を、今年から地元有志の団体「大原野『地域ブランド』戦略検討部会」が立ち上げたものである。
<フジバカマ祭>
場所:西京区大原野小塩町=フジバカマ畑
日程:9月23日(火・祝)~28日(日)
時間:10:00~15:00
交通:JR向日町駅、阪急東向日駅から善峯寺行乗車    
    下車徒歩15分(右、フジバカマ畑)
注意:駐車場なし
お問い合わせ:075‐332-9318

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