2014年9月1日月曜日

嵯峨天皇祭 梅宮大社

31日、右京区の梅宮大社で梅津六斎保存会による奉納公演があると耳にしたので行って見た。 梅宮大社は平安京を完成させた嵯峨天皇は現在の大覚寺に離宮を営まれ、皇后(橘嘉智子たちばなのかちし)と共に梅宮相殿に鎮まる。
迫力ある太鼓の演奏。
その徳を偲ぶ祭礼で嵯峨天皇の命日8/28に近い8月最終日曜に開催している。 また嵯峨天皇の壇林皇后は、子宝に恵まれず、当梅宮大社で授子祈願し、仁明(にんみょう)天皇が生まれことから、古くから安産子授けの神として信仰された。
キナリズムのメンバーの皆さん方々。
来年も決定した!奈良時代、橘氏の氏神として現在の綴喜郡井手町付近に創建したのが始まりといわれる。 四条通り北へ行くと二の鳥居過ぎた頃から露店も多数出店し、参道は夏祭りの雰囲気で梅宮ではもっとも賑わう祭りだった。
六斎定番「四つ太鼓」。
午後7:00より重要無形民族文化財、京都の伝統芸能六斎念仏「梅津六斎」奉納が境内にある舞殿で行なわれた。開演5分前には寄せ太鼓が打ち鳴らされ、舞殿を取り囲むように椅子が設置されて見物の観客は満員状態であった。
子供たちも一生懸命太鼓を叩いた。
徐々に早くなってソロのバチ裁きを見せてくれた。挨拶に続いて最初に六段と太鼓曲のメドレーに移り、六斎定番の演目『四つ太鼓』入りシンプルなソロのバチ裁きを見せてくれた。
見栄を切る頼光と糸を吐く土蜘蛛は観客を大いにわかせた。
土蜘蛛。さらに狂言の「頼光×土蜘蛛」の登場、見栄を切る頼光と糸を吐く土蜘蛛は観客を大いにわかせた。
梅津六斎の「越後さらし」。歌舞伎舞踊の芸を取り入れたという梅津六斎の「越後さらし」、2mほどの長いサラシを絡ませることなく巧みに踊らせて披露した。
祇園囃子。続いて「祇園囃子」太鼓踊り打ちのバトルに加え、梅津ではひょっとこが乱入、「火の用心」を注意した!
お多福さんは太鼓を打ち込んだ。
お多福さん親子。今度はお腹がボテっとしたお多福さん親子、愛嬌を振りまきながら、お多福さんは太鼓を打ち込んだ。
梅津六斎と獅子の宙返り。ラストは「獅子×土蜘蛛」獅子は蜘蛛の糸で雁字搦めにされた。
土蜘蛛は客席にも糸を吐いてちびっ子たちを喜ばせた。
獅子は蜘蛛の糸で雁字搦めにされた。

楼門外はたくさんの人並みで盆踊りだった。
土蜘蛛は客席にも糸を吐いてちびっ子たちを喜ばせた。梅津六斎奉納は約1時間の熱演だったが目出度く終了、直後、楼門外から往く夏の季節に盆踊りが始った。梅宮大社・嵯峨天皇祭での梅津六斎念仏だったがコンデジカメラでの撮影にご容赦賜りたい。(8/31撮影)



<嵯峨天皇祭 梅宮大社>
開   催:8月31日 8:30~ 22:00 (毎年8月最終日曜日)
行  事:少年相撲大会 午前9時30分     
             打楽器演奏 午後4時 地元小学生有志     
             吹奏楽演奏 午後5時 梅津中学校吹奏楽部
             梅津六斎念佛踊 午後7時
             盆踊大会 午後8時 (江州音頭による生演奏)
住  所:京都市右京区梅津フケノ川町30
料  金:無料
お問合せ:075-861-2730
交  通:市バス 梅宮大社前
       阪急電鉄松尾大社駅下車徒歩15分

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