「京都の自然百選」に登録されている亀岡市平ノ沢池の絶滅寸前種『オニバス』は府内唯一の自生地。いつもお世話になっているHさんが突然、朝電話くれてきて、亀岡市の平ノ沢池は車を持たない人には不便であり、直ぐOKをした。
湖沼や池などに生息する紫色の花を咲かせるオニバスはスイレン科の一年草で、直径2.0mほどもある丸い葉を水面に広げる。
夏になると平の沢池では、直径4cmの小さな花をつけ、9月の半ば頃まで咲くという。
赤紫色の細長い花弁は、目も醒めるような鮮やかさで、その姿はオニバスが三千年以上も生き続けてきたことから、「古代紫(こだいむらさき)」と称されている。
水面を覆う大きな葉から顔を出し、葉を突き破って咲くという「オニバス」の花、初めて見た。美しい紫色の花は7月から9月ごろまで楽しめるという。
オニバスは全国各地で見られたが、池の埋め立てや環境悪化などにより年々絶滅種になっている。
現在の自生地は富山県氷見市の十二町潟をはじめ、数える程度になっている。口丹波と彼岸花つづく・・・(19日撮影)
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