同園の北山門広場のゲートを潜って入場すると真紅のサルビアやヒマワリが迎えてくれた。
アメリカフヨウ?やトケイソウ、ヨルガオが咲いていた。
生態園へ行くと‘スズムシ’の鳴く頃に咲くことから名前が付いた「スズムシバナ(キツネノマゴ科)」が開花され掲載されたので翌日(8/31)行って観賞した。
スズムシバナは1日花で午後には萎びて散ってしまう。白色と淡い紫色の花がたくさん咲いていた。
直ぐ近くには、京都では珍しいキレンゲショウマ(黄蓮華升麻)があるが環境省の絶滅危惧Ⅱ類に分類されている。ところがピンボケになり同園には連日日参となった!
キレンゲショウマは ユキノシタ科に属する高山植物の多年草で、茎は高さ80~120cm、浅く掌状に分裂した大形の葉が対生している。
雄しべ15本、 雌しべ1本で裂片は先が尖った三角形で、花の色は優雅な黄色でラッパ状になっており斜め下を向いて開いている。
葉身の基部は心形になっており、石灰岩地帯で深山の湿った木陰に分布し、紀伊半島、四国山地、九州山地などの限られた地域で見られる。
キレンゲショウマは普通、自生地では7~8月頃に咲くが、平地の植物生態園ではやっとキレンゲショウマが開花、花の長さは約4cmの釣鐘状で鮮やかな黄色で見ごろは約1週間という。
特に徳島県剣山国定公園付近一帯ではキレンゲショウマの花が咲き天然記念物に指定されている。
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