2014年6月7日土曜日

観覧温室 布袋敦盛草

京都府立植物園は総面積約24万平方mを誇り、園内の 温室では一年中様々な熱帯植物が観察できる。延床面積は約4,612平方m、高さは最高14.8mで熱源は都市ガスによる冷温水による冷暖房を完備している。
亜高山帯の草原に生育、国内希少野生動植物種に指定されている。
ホテイアツモリソウはラン科で25cm~40cm位になる多年草。内部は9つのゾーンで構成され、段差のない回遊式順路に従って進むと、次々と景観が変わり、一巡すると熱帯の様々な植生が観賞できる。
ホウガンノキ、上が実で下が花。入口から左側に進むとジャングル室、スイレン科のニンファエアが咲いていた。南アフリカの原産の高木で「ホウガンノキ(サガリバナ科)」が今、花と実を付けている。花は1日花で砲丸の玉に似ていることから和名が付いたという。
アンデス山地のアマゾンユリ。
コロンビア・アンデス山地のヒガンバナ科の「アマゾンユリ」は白い花。熱帯アメリカのツユクサ科の「コクリオステマ ジャコピニアヌム」という花。
ウシノシタの花。
フジの様な真っ赤な花が垂れ下がっていた。冷房室ではニューギニア原産の大型つる性植物、マメ科の「ムクナ ノヴォグイネエンシス」はフジの様な真っ赤な花が垂れ下がっていた。南アフリカのイワタバコ科の「ウシノシタ」もキレイだった。
マレー諸島は果実を食物にするという。
フィリピンのラン。フィリピンのラン科の「デンドロビウム サンデラエ」は花芯はワイン色で花は白である。 一つ前の有用作物室では、「レンブ(フトモモ科)」マレー諸島は果実を食物にするという。
砂漠サバンナ室ではマダガスカル「ウンカリナ グランディエリ(ゴマ科)」。メキシコ、エルサルバドル、アオイ科のブセウドボムバスク エリプティクム、大きな実がなっていた。
高山植物室は、青いケシと淡い紫の二種類が展示されていた。
リシリヒナゲシ。
レブンヒメスカシユリは、葉より花が大きい!オレンジ色のレブンヒメスカシユリや可愛いリシリヒナゲシも咲いていた。
ハクサンチドリはラン科の仲間。
高山植物特有の小さなエゾツツジ。高山植物特有の小さなツツジはエゾツツジという。ラン科のハクサンチドリは北海道という。ラン・アナナス室はメキシコ南部と西インド諸島が原産のラン科のバニラの花が咲いていた。また最近よく見られるアカバナ科は「フクシア」という。
フクシア。
バニラの花。展示植栽植物は約4,500種類、25,000本に及び、国内初展示、初開花の植物も多く、名実ともに日本最大級の温室である。(6/3撮影)

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