16日、左京区一乗寺にある京都薬用植物園で初夏の薬用植物を観て、午後から真如堂を訪ねた。
本堂前にある菩提樹の花は中国原産のシナノキ科で、樹齢は200年から250年ともいって古木である。
毎年6月半ば、葉脇から散房状の集散花を下向けに出し、淡黄色の香りよい花を咲かせる。
菩提樹は仏教三聖木の一つで、この木の下で釈迦さまが悟りを開かれたとされている。
菩提樹の左側には沙羅の花が咲いていて、お釈迦さまが入滅のとき、枯れたと伝えられる沙羅双樹である。
朝に咲いて夕べに散るというはかなさから、仏教の無常観を表す花とされている。
真如堂の鐘楼へ行ってアジサイを観てから、本堂の右横を散策し、萬霊堂前にでてアジサイ園があり参拝者を楽しませてくれる。
真如堂の「アジサイ園」は三年目であるが少しずつ整備され、アジサイの若木が花を咲かせていた。(6・16撮影)
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