楼門に茅(かや)で作った直径5メートルの「大茅の輪」を掲げ、この輪をくぐると一年中無病息災、特に夏の病気にかからないと伝えられている。
人は知らず知らずに犯した罪や心身の穢れを祓い清めて、半年の間(6月と12月)に正常な本来の姿に戻るための「大祓」が行われる。
唱え言葉は、みな月のなごしの祓いする人は千歳(ちとせ)の命のぶるといふなり。思う事はみなつきねとて麻の葉をきりにきりても祓ひつるかな。蘇民将来、蘇民将来を繰り返り唱えるというが、参拝者は思い思いに廻るが、唱え言葉は難しく『蘇民将来、蘇民将来・・・』
と手を合わせて穢れを祓っていた。
修学旅行の生徒も多く初めて見る“茅の輪”が物珍しく、付き添いの先生は兎に角、「輪」をくぐれば好いことがあると諭していた。
バスの中で出会った中三の修学旅行生はこれから錦市場に行くと言っていた。なお30日には夏越の大祓(なごしのおおはらい)が午後4時から執行される。(6/25撮影)
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