JR山崎駅の踏み切りを渡り、正面の急坂を登ると宝積寺の仁王門となる。大山崎美術館は数度訪れていて、美術館から美しい三重塔が見え一度お参りしたいとおもっていた。
秀吉が山崎の合戦で勝利した記念に建立したと伝えられていて、秀吉も約1年間を当寺に滞在、背後の天王山に山崎城を築城したとされている。
本堂左横には、聖武天皇が夢で竜神から授けられたという「打出(弁財天)」と「小槌(大黒天)」を祀ることから地元では「宝寺」(たからでら)の別名があり、大黒天宝寺ともいう。小槌宮には大黒天が祀られ打出と小槌で参詣者に福徳を授けている。あの打出と小槌の一寸法師の説話も宝積寺から誕生したのかも?定かではない!!。
閻魔堂の閻魔王や司命、司録、倶生神、闇黒童子の各像は鎌倉時代の作で、大阪府島本町の西観音寺(廃寺)から宝積寺に移された。閻魔一族の像としては日本でも古くかつ優れた作品の一つと評され、国の重文に指定されているがこの日は青葉まつりがあり拝観することができなかった。
<宝積寺>
場 所:京都府乙訓郡大山崎町銭原1番地 電話:075-956-0047
拝観日:9:00~16:00(但し、法要時は、その時間拝観を中止)
拝観料:一般400円 大・高学生300円 中・小学生200円
大山崎美術館100引き
交 通:阪急「大山崎駅」・JR「山崎駅」北へ徒歩10分
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