貴船神社は水や雨を司る「タカオノ神」で、五世紀初期、反正(はんせい)天皇の時代に、神武天皇の母「玉依姫命」が黄船に乗って大阪から淀川、鴨川、貴船川をさかのぼって当地に上陸、祠を営んで水神を祀ったのが起こりであるという。
平安の太古からえんむすびの名所としてしられる、中宮(なかみや)とも呼ばれる結社は、妹とともに嫁ぐことができなかったことを恥じた磐長姫命 (いわながひめのみこと)が、縁結びの神としてこの地に鎮座されたことが由来という。
結び文(むすびぶみ) に願いごとを書いて祈願すると縁結びが叶うと言われている。 あの歌人、和泉式部も夫婦円満の願いは叶えられと伝えられる。
縁結びは男女間の縁だけでなく、人と人、子授け、就職、入学、企業間等すべての縁結びにご利益があると伝えられている。 また船形の石「天の磐船(あめのいわふね)」と呼ばれる自然石は自然が生んだとは思えない不思議な神秘を感じた。
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