2013年6月2日日曜日

貴船祭 出雲神楽

つづく・・・貴船神社は、鞍馬山の西ノ谷に流れる貴船川沿いの神社で全国に約500社もある総本宮である。ご祭神は「タカオノ神」で水の供給を司る神として祀られた。古くは貴布祢と記したが黄船、木船、木生嶺、気生根になり1871(明治4)年「貴船」と改めた。
神輿が奥宮に到着し「奥宮例祭(神事)」が行われた。貴船神社は、叡山電鉄「貴船口」駅から清流・貴船川に沿って徒歩15分(約2km)ほど遡って歩くと朱の鳥居がみえてくる。
島根の貴船神社から家内安全と無病息災を願って、1斗分の招福餅まきが行われた。「八岐大蛇退治」神話を神楽にした出雲神楽。木漏れ日を浴びながら森林浴を散策するのもよいが行きは緩い登り坂で道路が狭く車に要注意、バスも運行しており約4分で貴船に着いた。
大蛇が口から火を噴いて演じるさまは勇壮である。子ともたちは怖いけれど顔は笑っていた。今日は例祭であって中々、貴船神社に来る機会がなく、三年ぶりに祭の様子を観た。3時過ぎごろ、神輿が奥宮に到着し「奥宮例祭(神事)」が行われた。
大蛇の尻尾にチョッカイをだす子ともたち。酒の飲んでご機嫌な大蛇。また、御千度(おせんど)詣りがあり子どもたちや大人の方々も参加できた。 
みんなが笑顔であった。家内安全と無病息災を願って、1斗分の招福餅まきが島根県大原郡加茂町の貴船神社からの奉納だという。 餅まきが終わるといよいよ貴船祭のラストを飾る出雲神楽奉納である。
神話のヤマタノオロチ退治、大蛇が口から火を噴いて演じるさまは勇壮である。観ていると子ども達がヤマタノオロチのシッポにちょっかいを出していた!
古事記の中でも有名な「八岐大蛇退治」神話を神楽にした出雲神楽、子どもたちや大人の方々も四方を囲みユーモアもあり熱心にご覧になっていた。(完)6/1写真撮影。

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