2013年6月16日日曜日

青葉祭り(智積院)

東山区にあり真言宗の智積院は、「青葉まつり」といって両祖大師誕生会を祝う行事が営まれた。真言宗の宗祖・弘法大師空海と中興の祖・興教大師覚鑁(こうぎょうだいしかくばん)のご誕生を祝い15日に毎年行っている。
智積院の寺田管長が輿に乗り込んだ。「青葉まつり」といって両祖大師誕生会を祝う行事。正式には「両祖大師御生誕慶祝法要(りょうそだいしごせいたんけいしゅくほうよう)」といって、弘法大師のご生誕は774年(宝亀5)6月15日と興教大師のご生誕は1095年(嘉保2)17日と両大師のご誕生をお祝いするために全国各地の寺院で法要が行われている。
御二人が生まれた6月は緑美しい季節であることから、「青葉まつり」と称される由縁である。菊の花を持ち練り歩く女衆たち。御二人が生まれた6月は緑美しい季節であることから、「青葉まつり」と称される由縁である。
山伏修験者は智積院の桔梗と同じ紋の「常勝寺」と書かれていた。智積院参道ではお練り行列が厳かに営まれ、智積院・宗派の寺田信秀管長が輿に乗り進み境内の参道をまわり金堂にて慶祝法要が行なわれた。
御高齢の寺田大僧正は93歳たっだ。弓矢。寺田管長は御高齢でことし御年93歳になるが金堂にて法要をおこなった。
見栄を切る山伏。その後、境内の野外では大勢の参拝者が見守るなか山伏修験者による柴燈大護摩法要が執り行われた。 大法炎に幸福を祈願し手を合わす姿もみられ、辺りはモクモクと煙に包まれた。
智積院5つの諸堂巡りの御朱印集めもあって大師堂(弘法大師)や密厳堂(興教大師)、金堂(大日如来)、明王殿(不動明王)、講堂(阿弥陀如来)にはお茶席(有料)や雅樂演奏もある。
広い講堂には大書院の名勝庭園をはじめ、長谷川等伯一門の障壁画、国宝の「楓図」「桜図」など、収蔵庫も特別に無料公開された。
青葉まつりは、真言宗の宗祖・弘法大師と興教大師のご生誕を祝う行事で年に一度のお祝いの日とあって当院の境内は人で賑わっていた。アジサイにつづく・・・
<青葉まつり・両祖大師誕生会>
場所:智積院(東山区東大路七条下る東瓦町)
日時:6月15日午前9時30分~
拝観:当日に限り料金無料
交通:京阪「七条」駅徒歩約10分    
          市バス「東山七条」下車

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