gottuan's room
~ らくさいの三宝路 ~
2013年6月23日日曜日
府立植物園 あじさい園
つづく・・・幻のキノコ・キヌガサタケを観てから直ぐ近くのところにある雨に洗われた「あじさい園」にいったが、今アジサイが見ごろを向えている。
関西でも屈指の内容の府立植物園のあじさい園は約190種2,800株のアジサイが植栽されている。
花言葉にもあるように、花に含まれる植物色素(アントシアニン)などの成分や土壌などの影響を受けて、あじさいの花の色が移り変わっていくという。
淡い青や赤など多彩な花の色をもつあじさいは、その花言葉のように花の色がうつろいやすい、雨がよく似合う花である。
あじさいは元々日本固有の花であったが、18世紀後半にヨーロッパへ渡った。
その形は‘がくあじさい’とよばれ、花弁の周囲にひし形の額がついたもので、その後、品種改良されたのち西洋アジサイとして再び日本へ里帰りをしたという。
家の庭先で咲く別名「手毬花(てまりばな)」は花の形の球形にもっとも相応しいあじさいであるがヨーロッパで交配を重ねた結果つくられた改良品種だという。
日本のがくあじさいが欧州大陸に渡って、いろいろな花と交配が繰り返されて、現在のような西洋あじさい(ハイドランジア)になり色が鮮やかったという。
あじさい園の周辺には、蓮池の畔・右側に日本のヤマアジサイやガクアジサイなどが配置され、左側に西洋アジサイも見ごろを迎えている。
バラエティー豊かなあじさいの青や紫が美しい花が色合いも一段と深まってあじさい園は風情があった。(完)(6/22写真撮影)
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