2017年2月23日木曜日

長浜 盆梅展

滋賀県長浜・慶雲館では一足早い春の訪れを告げる、第66回「長浜盆梅展」が1/7(土)~3/12(日)まで開催、20日、三年ぶりで観賞に行ってきた。
慶雲館は伊藤博文が命名し、明治天皇行幸に合わせ、長浜の豪商・浅見氏が私財を投じ建築したという。
国内最大級の長浜の盆梅展は、慶雲館の座敷に並べてあり、玄関を入ると一重白梅の樹齢150年「仁寿」が向えてくれた。
左手前は「翔鶴」命名は一般が付けたという250年。「不老」は、八重咲き紅梅で樹齢400年、盆梅の横綱格である。
左、不老は遅咲き、右、ピンク色の八重咲きの羽衣。
梅の花は香りも好く寒い冬を乗り越え、一輪また一輪と咲くけな気な姿が好きで蕾が膨らみ花開くころは早春の訪れを感じさせる。
白の花麒麟とピンクの花傘。
白い色の華冠(はなかんむり)、隼(はやぶさ)。
蓬莱(ほうらい)と朧(おぼろ)。
右、樹齢250年の一重白梅の「昇龍梅(しょうりゅうばい)」、古木と、その“大きさ”、“樹齢”が特徴である。
雛紗(ひなさ)は、淡桃色の花が雛まつりを思わせ、白い幹が絹をまとった様にみえる。
垂れの花簾(はなすだれ)とホクヨウ。
中国産の八重咲の紅梅「銀紅台閣(ぎんこうたいかく)」は日本には数本しかない貴重なものだという。
己高(こだかみ)と右、金獅子(きんじし)は、樹齢20年でも高さは2m、唯一剪定しなくてもよい梅だという。
長浜盆梅展は1952(昭和27)年に盆培愛好家の故・高山七蔵氏(現在の長浜市高山町)が、約40鉢を市に寄贈したのが始まりである。
日本一の長浜盆梅展は、わが子を育てるのと同様、温かい愛情とともに厳しい管理が求められていて、その出来栄えは見事、「盆梅展」の慶雲館会場には多くの観光客や市民が来ていた。長浜ぶらぶらつづく・・・。
<長浜盆梅展>
開催場所:長浜市慶雲館(滋賀県長浜市港町)
開催期間:2017/1/7(土)~3/12(日)
開催時間:9:00~17:00
観覧料金:大人500円、小中学生150円       
       ※障害者手帳所持は無料
交   通:JR長浜駅より徒歩3分

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