2017年2月16日木曜日

松ヶ崎 妙円寺 水行とお火焚祭

15日、左京区の松ヶ崎大黒天では、百ヶ日の荒行した二人の僧が水行と護摩焚き供養や大黒天堂では大加持祈祷会が行なわれていので参拝した。参道口には鳥居が建つ不思議な寺で、法華経仏教と大黒天尊の守り神として「松ヶ崎の大黒さん」と古くから地域の人に親しまれている。
本尊は釈迦如来で日英上人が創建の際、守護神として大黒堂を祀り大黒天尊像が有名となっている。
堂宇は献火により焼失(1969年)したが、大黒天尊像は無事で「火中出現の大黒天」とも呼ばれていて、開運招福の福神として広く信仰を集めている。
大祈祷会の「水行」は、午後2時00分から行われ、百ヶ日の荒行を修した荒行僧がたちが頭から冷水をかぶる「水行」が行なわれた。
本堂での修行僧二人は白い浴衣を脱ぎ呪文を唱え、水を一気に浴びた。
二人の僧は大桶から手桶に水を移して一斉に頭から冷水を一回、二回、三回とかぶった。
二月のこの時期に荒行僧たちが「水行」を修し、瞬く間に大桶の冷水は終わったがまずは気合が大切、カゼを引いてしまう!
また大黒天堂では加持祈祷会が行われた。
加持の終了後、境内では午後3時からは護摩木焚け上げ供養が行われた。
同寺は子丑の方向(表鬼門)に位置、京都の鬼門守護の神として帰依し信仰する人も増えたという。
二人の修行僧は真剣な面持ちで念じていた。
真っ赤に燃えたぎる炎、護摩焚き供養が行われた。
日蓮宗松崎山妙円寺は、「松ヶ崎の大黒さん」と古くから地域の人に親しまれている。(2/15撮影)

0 件のコメント: