2011年12月10日土曜日

西本願寺のイチョウ

紅葉の赤色と競うように美しいイチョウの黄色、そのハッとする美しさは洛西でもあるが堀川通りや北白川通りなどイチョウ並木は多く見られる。
「逆さイチョウ」の名を持っていて樹齢4百年と言われ市指定天然記念物
西本願寺の御影堂の大銀杏
なかでも、洛中・西本願寺の御影堂と阿弥陀堂にある大イチョウが、多くの観光客や参拝者を迎えている。 経堂前のイチョウ
イチョウと御影堂門にかかった月浄土真宗の宗祖・親鸞の末娘の覚信尼(かくしんに)により1272(文永9)年、京都大谷に造った「大谷廟堂」 が本願寺の起源とされている。
西本願寺全体が世界文化遺産の指定で境内には唐門や飛雲閣、御影堂や阿弥陀堂(本堂)など国宝、重要文化財が数多くある。 成長が早く火災に遇っても再生する力から街路樹や社寺の境内も植えられている
阿弥陀堂前のイチョウ御影堂前にある大イチョウは天に向って根を広げたような形から「逆さイチョウ」の名を持っていて樹齢4百年と言われ市指定天然記念物とされている。
御影堂門の側にあるイチョウ大イチョウは1788年、江戸時代中期の「天明の大火」や1864年の「元治元年の大火」の際にも火の粉を浴びながら、水を吹いて御影堂を守ったということから「水吹きイチョウ」の別名が付けられている。高さ15m、枝廻り30mというスケールのどでかいイチョウだ!
また阿弥陀堂前の大イチョウは、幹周りは 4.0m、樹高は16.5mで市指定の天然記念物に指定されている。私が1回目に参拝時(11月24日)、御影堂前や阿弥陀堂前の大イチョウは緑一色の葉であったが、もみじの赤やだいだい色に負けじと色づいていた。(12月5日午後16:00撮影)

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