ヒトツバタゴは希少種のひとつで、日本では絶滅危惧に指定されていて、 明治神宮外苑では、ヒトツバタゴのことを名前の不明な珍木で“ナンジャモンジャノキ”と呼ばれていたという。
洛西高島屋東通路の周辺には、真っ白い花が樹木一面を覆い、さながら雪が積もっているのではないかと見違えるように感じた。
同じモクセイ科の「トネリコ(別名タゴ)」に似ているが『一つ葉タゴ(ヒトツバタゴ)』は単葉であり、この和名がついたという。
花を観察すると枝上に円錐状の集散花の配列をつけて、多数の小さな真っ白い花を開き、そよ吹く風になびかせて可憐に咲いている。
秋には、直径1cm程度の楕円形の黒く熟した果実をつける。
人気もない“ヒトツバタゴ”の「なんじゃもんじゃ」のしろい花が満開になると季節も爽やかな初夏となって涼風となる。(5/8撮影)
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