2017年5月29日月曜日

神泉苑のサツキ

26日、平安京最古の史跡・神泉苑にサツキが咲いているので見に行った。延暦13年(794)、桓武天皇が平安京の造営にあって、常に清泉が湧き出すことから「神泉苑」と名づけられたという。
苑内には法成(ほうじょう)池にかかる朱色の法成橋があり、願い事を思いながら渡り、善女龍王社にお参りするとその願いが成就するといわれている。
弘法大師がその昔、雨乞いをして無事雨が降ったという逸話も残っている。
約6000㎡の苑内には、四季折々の樹木や花が植えられ今、サツキが満開になっていた。
貞観11年(869)の疫病流行のとき、祇園社(現八坂神社)の御霊会が鉾を66本造り神泉苑に集まり行列、 祇園祭のはじまりと言われる。
その昔、苑内の大池と中嶋のほか、北部には宏壮な宮殿が建てられ天皇や貴族が舟遊びなどの遊宴をおこなったと云われている。(5/26撮影)

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