28日、西院にある春日神社のフジの花を観に行った。社務所の横には銘藤“六尺藤”の藤棚があり、淳和天皇が好きだった藤の花が使われ、紋章に使用されている。
京都御所から贈られた「貞明皇后御由緒の恩賜之藤」の花は7,8分咲きになって美しく咲いていた。
平安初期の823年(弘仁14)から833年(天長10)の間、第53代・淳和天皇(じゅんなてんのう)は平安宮に在位をなし、別名西院天皇といわれたという。
春風を浮けスイスイと「屋根よりた~かいー鯉のぼり…」が靡いていた。
園児生がこいのぼりを手に家路を急いでいた。
また西京区の小塩山には第53代・淳和天皇陵墓がある。
この付近の地名である西院・春日神社は、淳和天皇が退位に伴もない淳和院離宮(別名・西院天皇)へ居を移すに際し、その守護社として創建された。
西鳥居の藤棚のフジの花は種類が違っていた。
境内の西側には還来(もどろき)神社があり、わらじを奉納して旅行安全の神としても知られている。
奈良春日大社よりご分霊を迎え、千百年余の歴史を有し「病気平癒・厄除・交通旅行安全の守り神」として崇められた由緒ある神社である。
(4/28撮影)
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