藤棚は全長120mもあり、この中にノダフジ、ヤマフジ2種(3品種えてある。
ノダフジの歴史は、摂津国野田(現在の大阪市西成区付近)の藤の宮にフジの名所があったところから由来するという。
鳥羽の藤棚は全長120mもあり、人気の「藤回廊」とフジの涼しげな紫色のカーテンを楽しんだ。
垂れ下がる中を歩くと甘くほんのりと良い香りがした。
古くから日本人に親しまれ、生活に欠かせない植物で、いまや観賞用となった。
また丈夫な‘つる’は縄の代用としたり篭などの細工、椅子などの家具材料として用いられ、繊維からは衣を織ったという。
垂れ下がる紫紺の花房は吹く風に靡いてキモチ好さそうにしていた。
フジ棚の下に入ると優しい色合いで“極楽、極楽”といった感じでこころがやすらぐ春の一日だった。
あけぼの藤と紫甲比丹(むらさきかぴたん)の種類もあった。
鳥羽水環境保全センターは全国4位の規模を誇る広大な敷地を有し、“鳥羽の藤” の名所として親しまれている。(4/29撮影)
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