2016年10月16日日曜日

善峯寺 シュウメイギク(秋明菊)

西山善峯寺は小塩(おしお)山南嶺の釈迦岳の中腹にあり、天台宗、西国三十三所第20番札所で本尊は千手観音菩薩である。快晴の行楽日和の15日、善峯寺の秋明菊が美しく咲いていると聞き出かけた。
堂宇の多くは江戸時代、徳川五代将軍綱吉の母・桂昌院により再建されたもので、左前方は堂々とした立派な山門(元禄5年)である。
山門を潜り、中へ入ると参道の左右に一重と八重のシュウメイギクが迎えてくれた。
キクという名が付いているがキク科ではなく、「キンポウゲ科」の仲間でシュウメイギクは別名「貴船菊」とも言って、貴船近辺に多く自生する。
境内の至るところでシュウメイギクが咲いていた。
あと一月もすると善峰寺は紅葉が始まるという。
善峰寺は「桂昌院ゆかりの寺」で、御廟がある。
白や紅紫色のシュウメイギクが咲いている釈迦堂。
白色や薄紅色の一重のものは園芸品種で、淡紅紫色ものはたくさんの花弁の菊?に似ていて境内至るところで咲いていた。
奥の院は満開のシュウメイギクの花盛りであり真っ青な秋空に映えていた。
広い境内には約1万本のシュウメイギクが植えられ、秋風に揺れていた。
澄み切った空気を胸一杯に吸い込んで秋明菊を観賞した。、
快晴の土曜日、写真仲間が3人訪れ、吃驚した!
本坊庭園の池の周辺に咲いたシュウメイギクが美しいのだが、3年経った今、改修工事を行なっているので公開は数年間先のようだ。 
秋明菊と石仏、池に映えるシュウメイギクが美しい。
境内敷地は3万坪(10万㎡)でシュウメイギクを観賞、京都市街・大阪北部が眼下に一望出来る。
善峯寺は、通称 “松の寺”でも名高く知られ、西山御坊とも呼ばれる名刹である。(10/15撮影)
 <善峯寺 シュウメイギク>
住所:京都市西京区大原野小塩町1372 
電話:075-331-0020
拝観:境内自由
料金:500円 障害者300円
交通:JR向日町/阪急東向日町駅~阪急バス善峯寺行き、下車徒歩10分       注・善峯寺行きバスは毎時42分に運行している.。
駐車場:有料500円 

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