2016年10月24日月曜日

時代祭2016三条大橋巡行②

22日、曇天の下、京都三大祭りの有終を飾る「時代祭」が京都御所「建礼門」前から正午に出発し、都が置かれた約千年間を明治維新から平安遷都まで時代をさかのぼるかたちで再現、約2000人が行列が都大路を舞台に歴史絵巻を繰り広げた。
今年は三条大橋東詰で時代装束に身を包んだ行列を観覧した。
河原町丸太町からバスで来る積りにしてたが規制に懸り、徒歩で三条大橋に来た。
徳川城使上洛列のパフォーマンス、重量のある駕籠は交替が必要?
公家装束と将軍家に嫁いだ和宮。
江戸の女流歌人、晩年尼となり大田垣蓮月と名乗った、
京都六条三筋町の名妓・吉野太夫、出雲大社の巫女を名の名乗って「かぶき踊」を演じた出雲阿国。
安土桃山時代、牛車はビロウの葉で屋根を葺き、御簾などの色文装具は最高の様式である。
歴史風俗の武将や公家装束たち。
風流踊りは風流傘を中心に踊る、勤王論者であった高山彦九郎が御所を崇拝する姿。
洛北大原から京の街へと薪や炭を頭にのせた「大原女」と、桂から「桂女」も鮎や飴を売る伝統的な里の風習を今に伝えている。
藤原為家の室(阿仏尼)と静御前。
城南やぶさめ列と巴御前。
建礼門院の雑仕女の横笛と常盤御前は二児を連れている。
清少納言は十二単姿の女官、一条皇后に仕えていた、
小野小町と慈悲深い和気広虫は多くの孤児を養育した。

百済王明信、極楽浄土に住む美しい鳥の「迦陵頻迦(かりょうびんか)」と「胡蝶」。
平安神宮へ急ぐ二基の鳳輦(ほうれん)。
時代風俗行列巡行は人員約2000名、牛馬70頭で烏丸御池通から河原町の繁華街を通過し、約4,5kmの道のりで平安神宮に到着し華やかに優雅に都大路を練り歩いた。(10/22撮影)

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