中京区烏丸六角にある六角堂は“六角さん”の名称で人々から親しまれている。正式寺名は紫雲山 頂法寺だが、六角堂と呼んでいる。
山門はしだれ柳があり、花山法皇の六角堂御幸により花山院前内大臣が、この桜を見て‘御幸桜’と命名した。
美しい御幸桜は最初に白い花を咲かせ、次第にピンク色に色付いて行く、散り際が美しい枝垂れ桜である。
美しい御幸桜。
咲き始めは白色で、徐々に芯から桃色を帯びて、散る間際は美しい色に変身するという。
満開の御幸桜をアップで・・・。
ビルの谷間の六角堂、御幸桜の前に勢揃いした羅漢さんたち30cmぐらいの小さな羅漢さんたちである。
結婚式の写真撮影が行なわれていた。
親鸞上人は浄土真宗を開祖され、比叡山より当寺本堂に参籠され、再び山へお戻りされる姿という。
池は“太子が沐浴”されたと伝えられる跡もあり、池畔に小野妹子を始祖と伝える僧侶の住坊があったので「池坊」と呼ばれるようになったという。
ビルから撮影した六角堂と御幸桜。
六角堂は「洛陽三十三所巡礼」の一番目の札所であり、本尊は聖徳太子の護持仏と伝えられる『如意輪観音菩薩』全国各地から多くの信仰を集めている。(3/31撮影)
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