2016年4月16日土曜日

黄金色のヤマブキ 松尾大社

松尾大社のヤマブキは一重、八重咲きや白いヤマブキの名所として知られ、毎年4月10日~5月5日まで「山吹まつり」が開催されている。
境内を流れる一ノ井川沿いの水面の辺りに約3000株が群生し、黄金色のヤマブキの花が染めている。
ヤマブキはバラ科の低木で、桜が散る晩春に花を開き、鮮やかに黄金色に輝いた花は、新緑の葉とともにひときわ人目を引きつけている。
大社の一ノ井川沿いの風景がもっとも美しく、黄金の花と水車や石橋が重なり見逃したくない京の春景色の一つである。
黄金色の花と葉の緑が調和して美しく、八重咲きの小振りの花が水面に花影を映す優雅な光景は圧巻である。
花言葉は崇高(すうこう)と気高く、花の匂いはバラ科特有な高貴な香りで、その優雅な姿とともに付けられた。
日本と中国に原生分布し、旧家の庭垣によくヤマブキをみかける
平安遷都以前からの社で、室町以降は境内の亀ノ井の名水が酒に変った逸話もあり“酒造の神”として知られる。
また5月3日にはライトアップも開催され、一ノ井川沿いのヤマブキは昼間とは違った光景を目にするが出来る。(4/15撮影)

0 件のコメント: