同寺は日蓮宗六条門流の本山で、広宣流布山本願満足寺と称し、江戸時代には徳川家の祈願所でもあったという由緒ある寺院である。
創建当初は本願満足寺と寺名であったが、その後、焼失、再建を繰り返し、現在地に移転、本尊は十界大曼陀羅を祀っている。
本圀寺から(応永17年)分立し、関白、近衛道嗣の子、日秀が近衛殿(現在の同志社新町校舎)の南側に建立した。
山内には法泉院、守玄院、一乗院、實泉院の塔頭が四院あり、境内には本堂、方丈、鐘楼が立ち並んでいる。
ここは一本の綺麗な『しだれ桜』が素晴らしく、隠れた名所でもあったが葉桜になって、いま八重桜と牡丹が咲いている。
その桜の木の裾野で牡丹は色鮮やかに美しく咲き出した 。
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