祗園四条川端下るの宮川町歌舞練場で4月2日(土)から17日(日)まで、京をどり・全九景「春爛漫花道行」の公演が終わりを告げ 、今日(19日)は芸舞妓さん等が勢揃いして各お茶屋さんにお礼の奉告があった。
京都には島原・祇園甲部・祇園東・上七軒・先斗町・宮川町の六花街があり、それぞれお茶屋や置屋がある。
午前11:00ごろ、舞妓さんが集合して挨拶に向かった。
四条~五条間の鴨川から東側にある花街で、昔、四条河原に芝居小屋があったことから、多くの役者が住んだと云われている。
日本髪の後姿と帯も好い・・・。
寛文6(1666)年に祇園外六町と共に栄え、宝暦元(1751)年に茶屋営業が許可され、宮川筋と呼んでいたという。
秀吉公の時代、この辺りは広大な鴨川の河原であり、若衆歌舞伎が始まったという。
宮川町には宿が軒を並べていたという。
若衆歌舞伎は男だけの芝居だったので、女形を演じる美少年が
選ばれ、これが現在の女形役者へと発展した所以と云われている。
毎年4月には、宮川町歌舞練場で「京おどり」がある。(4/19撮影)
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