2015年7月6日月曜日

長刀鉾 太平の舞 祇園祭

祇園祭、長刀鉾は5日午後3:00から町会所で神事始めの儀式「吉符入り」を行なった。
山鉾巡行(17日)で先頭の大役を務める、お稚児さんが巡行当日長刀鉾の上で舞う「太平の舞」が披露された。
四条烏丸通の方角から14時半ごろ、お稚児さんの内藤君(9歳)と禿(かむろ)の山代君(8歳)と原君(6歳)が現れて一気に四条通りはアマ写真家でざわめきだった。
町会所の儀式「吉符入り」の神事は非公開である。
祇園囃子の音色が響き渡るなか15時10分ごろ四条通に面した町会所の二階に華やかな毛氈が引かれ、クジャクの羽ついた冠と振袖のお稚児さんと介助役の禿が登場した。
太平の舞はいわゆるリハーサルで、祭の無事を祈願しておこなうものである。
囃子の曲に合わせお稚児さんは両手を大きく高く上げ、外に向かって左右に大きく身を乗り出しバチと太鼓をトントンと鳴らした。
最初はスローテンポで行なわれ、それから少しアップな調子でおこなわれ、介助役の禿もうちわを大きく動かした。
窓辺に並んだお稚児さんと禿2人は太平の曲に合わせ真剣な表情をして舞をしていた。
町会所前は「太平の舞い」を観る市民、観光客で溢れ、四条通りは行き交うバスや車などが混雑した。(7/5撮影)

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