府立植物園では今、植物生態園のなかのしだ園で、鹿児島県・奄美大島の標高が高い岩場にしか自生しない「幻のユリ」といわれるウケユリがさいているので4日、鑑賞に行った。
大きな純白の透明感のある花で優雅な姿を見せていて来園の方たちを楽しませていた。
環境省のレッドリストで絶滅の恐れが最も高い「絶滅危惧1A類」に指定されている。
同園では約30年前に奄美大島で採集した種子から育成し、ウケユリの栽培に取り組み、やっと今年7月1日開花したという。
来園者の方からのお話によると、奄美群島の最高峰・湯湾岳(694m)一帯で開花して自生地の「ウケユリ」は背が高く見上げなければ観られなくといっていた!
花の美しさと好いその芳香もよく、根(ゆりね)は食用として用いて食して見たいと言っていた。
ウケユリは奄美群島、瀬戸内町請島(うけじま)に多いことから名前の由来となった。ハスにつづく・・・(7/4撮影)
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