2015年7月27日月曜日

祇園祭 御旅所 還幸祭

八坂神社の17日の神幸祭(おいで)三基の神輿は四条御旅所に一週間滞在した後、24日、神輿を戻す神事・還幸祭(おかえり)が行われた。
八坂神社の祇園祭に使用される神輿は三基あるが、皆神輿は同じと思っていたがそうではなく四角、六角、八角形の形を持っている。
八坂神社の主祭神「素戔鳴尊(スサノオノミコト)」を奉斎する神輿は六角形で屋根には鳳凰を頂いている。
中御座が先頭で、神輿が寺町通りを下って高辻通西へ烏丸通から四条~大宮通から神泉苑に向けて出発した。
與丁と呼ばれる法被姿の担ぎ手は、「蘇民将来之子孫也(そみんしょうらいのしそんなり)」と記した護符を身に付ける。
また、東御座の神輿は四角形の屋根をしていて、櫛稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)スサノオの奥さんで四条通を西へ向った。
最後に控えた西御座、八角形の屋根をしていて、八柱御子神(子ども)の神輿で18:00ごろお旅所前を三周し、アーケードのある寺町京極に入り狭い錦市場に向かった。
深夜遅くに八坂神社に戻り、神輿から本殿に還す「御霊還し」が営まれるという。
四条御旅所では三周し、與丁と呼ばれる担ぎ手はダンスを披露して見せた。
神輿は高々と差し上げられて「ホイット・ホイット」の掛け声とともに勇壮に練り歩き、それぞれ所定のコースを廻り神泉苑を経て氏子区域内を巡行する。
余談だが同郷のクラスメートが出張ため祇園祭に訪れ、賀茂川床で高価な「はも会席」をご馳走になった。(7/24撮影)

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