日本三大祭の頂点といっても過言ではない祇園祭は、町集(ちょうしゅう)の心意気を見せる祭で、昨年、元のスタイルに戻した後祭、山鉾10基は存在感の高まりが互いに発揮し、町の活性化が一段と盛り上がっていく。
花傘巡行は今年、所用で観られなかったが、八坂神社では四花街による多彩な芸能や舞いなどの奉納があり間に合って観れた。
祇園のキレイ処、芸舞妓さんによる舞の奉納で、舞殿に昇った祇園甲部からは網笠をかむり、赤とピンクの衣装も派手やかに、奉納舞は「すずめ踊り」だった。
竹やぶにスズメ、キリッとした帯がアクセントになっていた。
そして次に宮川町の奉納舞「コンチキ音頭」を芸舞妓さんで舞われた。
宮川町の芸舞妓さんは手に団扇を持ち、白い浴衣も涼しげな衣装で舞を踊った。
祇園祭用の『かんざし』があるという。
先斗町の芸舞妓さんたちが、歌舞伎踊「清元、津山の月」を舞った。
出雲大社の「出雲の阿国」は巫女さんで京の鴨川河原で演じた踊りは、都の町衆によって支持されたという。
祇園東の芸舞妓さんによる小町踊りの舞踊だった。
芸舞妓さんが登場、小町踊りは、京の街々に美しく化粧した少女らが太鼓を持ってテヶテンと打ち囃したという。
舞殿では祇園万灯会による少女による鷺踊り、この踊りは寛政年間、津和野藩に伝習していたが八坂神社が復興、いまから59年前(1954年)にお迎提灯として復活された。
祇園祭音頭として1959(昭和34)年、花傘巡行より「万灯をどり」も参加、
祇園太鼓・獅子舞・久世六斎は観られなかったが芸舞姑さんの舞は好かった。この後、還幸祭で四条御旅所に行くでのでつづきとする。(7/24撮影)
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