祇園祭で賑わう八坂神社で兵庫県淡路沼島のハモを奉納する「はも道中」が8日、祗園石段下から四条大橋・南座前まで練り歩いた。
はも道中は、古くから御食国(みつけくに)淡路島から海産物を朝廷に献上していたという伝統に従って、毎年この時期に「淡路島観光協会」が行っていて今回が7回目になる。
神職にふんした白装束姿の男性2人が、朝とれたばかりの二匹の立派なハモが入っていて夏でも傷みにくく、祇園祭は「ハモ祭り」とも呼ばれる欠かせない食材として重宝されている。
今年は嶋原から葵太夫さんも参加され「はも道中」は、一層華やかになって一行約50人程が旬を迎えたハモを八坂神社に奉納した。
午後2:00、祇園石段下では、はもを運んで練り歩く「はも道中」が行われた。
淡路島観光協会と京都の祇園祭は「はも祭」とも呼ばれていて、おけを「御食国(みけつくに)淡路島から はも道中」と声をあわせながら運び、祇園石段下から四条大橋南座までを練り歩いた。
南座前の楽屋口から入り休憩、南座舞台では喜劇「有頂天旅館」公演、主役のキムラ緑子さんは淡路島の出身と言っていた。
再び約1時間後、神社に戻った。
このあと一行は、舞殿を三周し、嶋原の葵太夫さんは「内八文字歩き」本殿に昇殿された。
この後、「ハモの骨切り」の実演などのあり、夏の味覚として知られる魚の「ハモすき」のお披露目もあった。
淡路沼島特産の「ハモすき、玉ねぎ入り+そうめん」を美味く三杯もいただいた。
八坂神社の境内では観光客や市民など集まった人たちに500食分の「ハモすき」を淡路島観光協会は振る舞れた。
なお淡路島観光協会は一つ玉葱プレゼントもあり嬉しかった。(7/8撮影)
0 件のコメント:
コメントを投稿