左京区の真如堂に3日、参拝がてらムクゲの花を観に行ったが、真如山荘前では蓮の花も咲いてカメラでキャッチ、そのとき「ムクゲの花や紫陽花がキレイに咲いていますよ・・・」声を掛けてくれる寺院の方がおった。「ありがとうございます」とお礼を言った。
朱塗りの総門は西方に経ち、総門を潜ると直ぐ左側に白、紫、赤などの美しい花をつけるムクゲがある。
本堂に通じる幅広い石畳の参道脇には多種類のムクゲが咲いていて、中年のご婦人が近寄って来て「ここのムクゲは皆違う!」とキレイですねぇと話しかけて去った。
ムクゲはアオイ科の落葉低木で、朝に開花、夕方にはしぼんで枯れる儚い花だが、次から次へと涼やかで優しい大輪の一日花を咲かせる。
庭木として広く植栽されるほか、夏の茶花としても欠かせない花である。
ムクゲの花は韓国の国花としても知られて、 薬草としての効能もあり、葉は茶の飲料するという。
背丈ほどの高さのムクゲが数10本ほどが一重や八重咲きの白、紫、桃色のきれいな花をいっぱいつけていた。
真如堂は比叡山延暦寺を本山とする天台宗の寺院で正しくは鈴聲山(れいしょうざん)真正極楽寺と言う。
今から千余年前、平安初期に比叡山の僧、戒算上人が本尊・阿弥陀如来立像を安置したのがその始めである。
美しいムクゲの花を見た、つづいて紫陽花園にも行った。(7/3撮影)
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