都大路を煌びやかに飾る歴史絵巻、「動く美術館」そのものであるが、今年はすぶぬれの巡行になった。
山鉾巡行は昨年から分離され、23基の山鉾が雨の中進み、中止されることもなく街集の心意気の熱気に包まれ市内中心部で繰り広げられた。
新町通りは巨大な山鉾が通過、スリル満点迫力があり、長刀鉾がゆっくりと現れ、祇園ばやしが鳴り響き渡った。
紫織庵にお呼ばれしている多麻さんの舞妓さんたちは山鉾が通るたびに顔を出していた。
伯牙山と四条傘鉾はコンチキチンの鉦(かね)と笛・太鼓の祇園囃子(はやし)は降り頻る雨のため無かった!
二階から山鉾を迎える舞妓さんと目線があった。
新町のクロチクにも上七軒の芸舞妓さんがお出迎えをしていた。
巨大な山鉾が通過には新町通りはやや狭く鉾天井にいる屋根方、そして車舵の車方の腕の見せところだ。
ずぶ濡れになりながら力強く巡行した。
郭巨山の人たち、母親に孝行したという「二十四孝」、代表はちまき当家の主に渡した。
綾傘鉾と棒振りとお稚児さん、激しく降る雨で可愛そうだった!
新町通を通過する菊水鉾、音頭取の「ヨーイ、ヨーイ 、エ~ンヤ~ラヤ~」の掛け声に合わせての曳き手の人たちが雨で湿った綱を引いた。
コンチキチンのお囃子も軽やかに新町通りの狭い通りを南進する人とのふれあいが合って良い・・・。
月鉾はやっと帰着、関係者で拍手、
疫神を四散させないため、直ぐに解体された。
最後は四条室町で北進する菊水鉾と南進する鶏鉾の「辻まわし」音頭取のヨーイトセーの掛け声と共に曳手が綱を一気に引くと角度が変わった。雨の中での前祭、〝山鉾巡行〟関係者の皆さん、本当にご苦労さんでした。(7/17撮影)
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