山と鉾が次々とやってきて祇園ばやしが鳴り響き、その豪華な長刀鉾がゆっくりと現れた。
巡行の先頭を務める長刀鉾のお稚児さんが御池新町で降り、車輪の下に細い割竹を敷き、水桶で滑るように方向転換「辻回し」である。
音頭取のヨーイトセーの掛け声と共に曳手が綱を一気に引くと角度が変わったが三回から四回目で真っ直ぐになった。
四条傘鉾はコンチキチンの鉦(かね)と笛・太鼓の祇園囃子(はやし)を奏でながら新町に入った。
巨大な山鉾が通過には新町通りはやや狭く鉾天井にいる屋根方、そして車舵の車方の腕の見せところだ。
屋根方は特に電柱や電線の注意が必要で屋根接触を避けてギリギリで通過して行った。
新町通りは巨大な山鉾が通過にはスリル満点迫力がある!
紫織庵の舞妓さんたちは山や鉾が通る度、顔を出していた。
新町のクロチクにも芸舞妓さんがお出迎えをしていた。
コンチキチンのお囃子も軽やかに新町通りの狭い通りを南進する船鉾、人とのふれあいが合って良い・・・。
山鉾を迎えるクロチクの方々と芸舞妓さんと二階から山鉾を見る舞妓さん。
山鉾巡行は、都大路を煌びやかに飾る歴史絵巻、「動く美術館」そのものであり、人と時が奏でる美のハーモニーは、受け継がれる祭りの華やかさ、京都千年の伝統と歴史と文化を永遠に伝えたい。
巡行が終わって神座に集めた疫神を四散させないため、各鉾町内に帰着するとすぐに解体される。(7/17撮影)
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