2014年7月18日金曜日

祇園祭 長刀鉾 注連縄切り

祇園祭は長刀鉾を先頭に49年ぶりという新たな一歩を踏み出し、その先陣を切るハイライト前祭(さきまつり)山鉾巡行が華麗に都大路で繰り広げられた。
長刀鉾のボランテイアの引き手たち。
長刀鉾が来たので注連縄前でお祓いの塩を投げた。午前7:00頃四条通麩屋町に着いた、この付近は八坂神社に向かう神域との結界を表すとされ、山鉾巡行は四条通を進む部分が神社への奉納行事だという。
さぁ~お稚児さんの見せ所、大きな太刀を真一文字にした。
緊張感が走った!!先頭を行く長刀鉾は「籤取らず」で、四条通麩屋町に張られた注連縄に向かってゆっくりと進み始めた。
右、左と品格を付けて・・・。
太刀を鞘から抜き、この時両手を広げる場面がシャッターチャンス。太刀を鞘から抜き、この時両手を広げる場面がシャッターチャンスで、抜いた鞘は向かって右の禿(かむろ)が持つことになっている。.
その瞬間、お見事と観衆からは拍手と歓声がわき起った。
お稚児さんは一気に振り下ろして注連縄を切った。ゆっくりとした動作で太刀を抜き右左に振り、真ん中に太刀を戻したあと一気に振り下ろして注連縄を切った。その瞬間、お見事と観衆からは拍手と歓声がわき起った。
右手の禿(かむろ)に太刀を渡すところ。
お稚児さんと禿(かむろ)は、白く顔を塗りながら、この大役を務めた。お稚児さんは真剣な面持ちで、その後、再び両手を広げ太刀を鞘に戻して終了した。
稚児係という方が後ろから指図していた。長刀鉾のお稚児さんは、金の冠など鮮やかな装飾品を身につけ、おいらん顔を白く塗りながら、この大役を務めた。
お稚児さんによる 注連縄切りは見もので、山鉾巡行の中でも最大のハイライトで両脇の四条通りは身動きも取れないくらい超満員だった。
芦刈山のご神体は重要文化財指定の「小袖」。
くじ改めで2番だった占出山。四条通麸屋町に張られた注連縄を切り、これにより神域の結界が解き放たれ、山鉾巡行が華麗に始まった。


神の位のお稚児さんは強力さんの肩車に乗っておりた。
場所を御池通新町に変え長刀鉾のお稚児さんの来るの待った。こちらも大勢の人込みで割り込んで入る気がしなかったが、御池通を遮断しので幸い運好く2列目に入り込んで撮影したが、炎天下で暑かった。
長刀鉾とお稚児さん。
二人の禿(かむろ)と後方は長刀鉾。コンコン チキチン コンチキチンの祇園囃子、祇園祭2014の新しい歴史が始まった。
もう数メートル、やっと楽になる?
御池新町は強力さんの肩車に乗せられたお稚児さん。長刀鉾はヨ~イトセ~の掛け声で 四条河原町から市役者前通を進みゆっくりと御池新町へ進んだ。(7/17撮影)御池新町へつづく・・・。

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