7日、左京区貴船神社で11:00にお火焚祭が行われた。新嘗祭と呼ばれ、秋の収穫に感謝し、厄除けなどを願いつつ護摩木(火焚串)に書かれた諸々の願いを祈願する行事で、参拝者は手を合わせていた。
お火焚きは江戸時代から京都で多く行われている神事で、奉納された護摩木を、火床に入れ焚き上げる。
貴船神社は水の神で有名だが「水の神は火の神」から生まれた神で火の神の霊力により、禍津神の災いを祓い清め、人々が幸せであるように祈願した。
本殿では二名の神職が「ロクロヒキリ」と呼ばれる古来からの火をおこす道具で火をおこし、神聖な種火をとる神事が営まれた。
水や火の恵みに感謝し、境内の約1万本の火焚き串を円柱に汲み上げた護摩壇が築かれ、神職の祝詞が奉上された後点火された。
夏場は水の霊力で11月はお火焚祭の火の霊力で人々の罪穢を取り除く、お清めの神事で水の神様と火の神様から生まれたという貴船大神出現の故事を今に伝えている。
この霜月(11月)に入ると京都の各神社からお火焚祭の煙が立ち上っている。
妙雲院へつづく・・・ (11/7写真撮影)
<お火焚祭 貴船神社>
場所:京都市左京区鞍馬貴船町
電話:075-741-2016
時間:11時~12時頃
料金:拝観自由
奉納:護摩木一本300円 (当日の11:00/受付)
交通:叡山電鉄「貴船口駅」下車、京都バス徒歩5分
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