亀岡市の「矢田の紅葉」と賞賛される鍬山(くわやま)神社の紅葉は、11月中旬には見事な紅葉に彩られ美しさも際だち、古くから愛されている。
先月25日は秋季例大祭として「亀岡祭」別名“丹波の祇園祭” 山鉾巡行は雨天となり残念ながら久しぶりに中止となった。
いま紅葉が見ごろを迎えている、隠れたスポットで陽が落ちるのが早く山影に隠れようとしている。
鍬山神社は代々の亀山城主の保護を受けて栄えた氏神さまで、創建は古く709(和銅2)年と伝えられ由緒ある社という。
紅葉の綺麗な参道を歩いていくと朱塗りの大鳥居が見えてくる。
神社特有の澄み切った空気の中、一間社流造りの本殿と境内の八幡宮本殿が燃えるような赤色に包まれ、辺り一面は荘厳な雰囲気が漂っていた。
丹波の国を造った大国主命を祀る神社で、丹波を湖から肥沃な大地にした際、使われた鍬(クワ)を山のように積み上げたことからこの名がついたとされる。
神社、境内のなかには数多くの末社が祀られていて由緒ある社で、全国自然100選にも選ばれている。
山里にある小さな社、深みのある赤色をした美しい紅葉を観ることができ、幻想的な雰囲気を醸しだして訪れた人々の心を和ませてくれた。
素晴らしい紅葉の四ヶ社寺が観られ、いつもHさんには感謝を申し上げる。なお園部・亀岡方面は以上で(完)とする。(11/18写真撮影)
<鍬山神社の紅葉>
場 所:京都府亀岡市上矢田町上垣内22
境 内:無料
拝 観:無料「紅葉のときは300円(障害者150円)」
交 通:JR亀岡駅からコミュニティバス「鍬山神社前」下車徒歩約10分
JR亀岡駅から徒歩約30分
車:京都縦貫道亀岡ICから約10分
駐車場:無料
お問合せ:0771-22-0691(JR亀岡駅観光案内所)
0771-29-5152(亀岡市観光協会)
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