2012年6月17日日曜日

紫陽花(あじさい)祭 藤森神社

伏見区の藤森神社は平安遷都以前から祀られている古社で、学問と勝運と馬で深草の里に知られている。 同神社は別名「紫陽花の宮」と呼ばれ15日、紫陽花祭で献花や献茶など神楽の奉納がされた。 藤森神社は別名「紫陽花の宮」と呼ばれている 梅雨のころを向かえ、境内では淡い薄紫、ピンクや青など上品な紫陽花の花で埋めつくされている
今年は春の訪れが遅く紫陽花が1週間ほど開花が遅れたと神職は話した。梅雨のころを向かえ、境内では淡い薄紫、ピンクや青など上品な紫陽花(あじさい)の花で埋めつくされている。
七変化と言われるように咲いているうちにだんだん色が変化する、花言葉は「移り気」という 境内は静寂に包まれ紫や青・ピンクの花々が彩りを添え楽しませてくれる 同神社は1985年(昭和60)から笹を伐採し、境内の2ヶ所に紫陽花を植えたという。花の木は背丈を越える大きさに成長し、色鮮やかな花を咲かせ参拝者に心のなごみを与えている。
27年前、笹薮を紫陽花に変更したという “藤森大明神”の額、新撰組の近藤勇どこへ持ち去った? 紫陽花の花は色が変化することから「七変化」の名もあり延べ1,500坪の第一・第二苑内に公開され、人一人分ほどの通路を回遊する形式で約20種3,500株が植えられ、静寂に包まれた境内に紫や青・ピンクの花々が彩りを添え楽しませてくれる。
紫陽花は日本の原産で、梅雨の風景が良く似合う花である 人一人分ほどの通路を回遊する形式で約20種3,500株が植えられている 1711(正徳元)年の銘がある「石造鳥居」が南参道前にあり、古く朝廷から庶民までの崇敬厚く歴史ある神社である。 江戸時代、前の道が西国大名の参勤交代の道筋で大名行列が神社を通過する度、大名は駕籠から降り、騎乗の者は下馬し、槍を持つ者は槍の穂先を下げ、礼拝して通行したという。しかし、幕末の動乱期になり、後水尾天皇の御宸筆で“藤森大明神”の額が掲げてあったが、新撰組の近藤勇が額を外し、持ち去ったと云われているがその後、不明である。
紫陽花祭でお神楽の奉納があった 15日、紫陽花祭で献花や献茶など神楽の奉納がされた梅雨から夏にかけて咲くアジサイ、七変化と言われるように咲いているうちにだんだん色が変化する、花言葉は「移り気」という。シトシト雨が降る庭に咲くアジサイの花は日本の原産で、梅雨の風景が良く似合う花である。
<紫陽花苑の公開>
藤森神社境内 あじさい苑
住   所:京都市伏見区深草島居埼町609 電話:075-641-1045 
開苑期間:6月上旬~7月上旬
開苑時間:9:00~16:00 入 苑 料:300円 ※障害者 無料
駐 車 場:無料
交    通:京阪電車「墨染駅」下車徒歩約7分   JR奈良線「JR藤森」下車5分  
            市バス 南臨5番藤森神社前下車すぐ

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