2012年6月11日月曜日

田植祭 伏見稲荷大社

10日、伏見区の伏見稲荷大社で一年の五穀豊穣を祈る田植祭が行われたので行った。狛犬かわりに稲穂を咥えた狐
伏見稲荷大社の新表参道 1300年にわたり、全国に約4万社ある稲荷神社の総本社で「お稲荷さん」と親しく呼ばれ、人々の信仰を集めていて稲荷山の麓に総本宮・本殿があり稲荷山全体を神域とする。
農耕の神様として五穀豊穣・商売繁盛・交通安全などご利益がある 神事「田植祭」は、新田において田植の儀が営まれた 農耕の神様として五穀豊穣・商売繁盛・交通安全などご利益があるとされ信仰されてきた。
神職から早苗を渡された 本殿の祭典の後、4月籾まきをして育てられた早苗は櫃(ひつ)に入れられ境内の祭場に移された 伏見稲荷大社の神事「田植祭」は、新田において田植の儀は毎年この日に行われている。午後1時から本殿の祭典の後、4月籾まきをして育てられた早苗は櫃(ひつ)に入れられ境内の祭場に移され、新田に運ばれた。
初めてお稲荷さんの田植祭に行った 茜襷(あかねだすき)に菅笠(すげがさ)の早乙女ら男女21人が早苗を持って用意をする 平安朝の「汗杉(かざみ)」装束姿に身を包んだ神楽女が雅楽に合わせて「御田舞(おたまい)」を舞い披露する中、神田では、茜襷(あかねだすき)に菅笠(すげがさ)の早乙女ら男女21人が水田に入って青々とした早苗を植えて一年の豊作を祈った。
「御田舞」が奏される王朝をしのばせる典雅な祭であった 水田は二枚あって中央からさがる 青色の上衣に映える鮮やかな茜襷に菅笠(すげがさ)姿の早乙女らが、白足袋で水田に入り、膝まで水につかりながら田植えがすすめられ苗を一本一本丁寧に植えていった。
丁寧に苗を一本一本田植えをする 伏見稲荷大社の約3・3アールの神田は境内の左奥 同大社の約3・3アールの神田で栽培された稲は、10月25日の抜穂祭で刈り取り精米され、11月23日の「新嘗祭」でお供えし、朝夕、ご神前に供えられる。
田植え風景、都会では見る機会ない・・・ 神楽女が雅楽に合わせて「御田舞(おたまい)」を舞い披露する
神田で栽培された稲は、秋の「新嘗祭」のご神前に供えられる 早乙女ら五穀豊穣を祈って田植がすすめられご苦労さんでした 王朝をしのばせる典雅な「御田舞」が奏される中を“早乙女”らによって田植がすすめられ五穀豊穣を祈って、男女が厳粛な面持ちで苗を丁寧に植え付けた。

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