2016年7月5日火曜日

はも道中と嶋原太夫 八坂神社

5日、八坂神社で兵庫県淡路沼島のハモを奉納する「はも道中」が祗園石段下から四条花見小路まで練り歩いた。
午後2:00、祇園石段下では、はもを運んで練り歩く「はも道中」が行われた。
白装束姿の男性2人が、朝獲れたばかりの三匹の立派なハモが入っていて、真夏でも傷みにくく、祇園祭は「ハモ祭り」とも呼ばれる欠かせない食材として重宝されている。
昨年同様、嶋原から葵太夫さんも参加され「はも道中」は一層華やかになって一行約50人程が旬を迎えたハモを八坂神社に奉納した。
淡路島観光協会と京都の祇園祭は「はも祭」とも呼ばれていて、おけを「御食国(みけつくに)淡路島から はも道中」と声をあわせながら運び、祇園石段下から四条花見小路まで(南座工事中のため?)を練り歩いた。
花見小路一力亭の紅壁をバックに斉藤さんと高橋さんが進んだ。
はも道中は、古くから御食国(みつけくに)淡路島から海産物を朝廷に献上していたという伝統に従って、毎年この時期に「淡路島観光協会」が行っていて今回が8回目になる。
午後3:00から烏丸四条東入るで町会所で神事始めの儀式「吉符入り」を行なった後、お稚児さんが「太平の舞」するので、嶋原の葵太夫さんの「内八文字歩き」は残念ながら場所を変えた!
この後、4:00から「ハモの骨切り」の実演があり、夏の味覚として知られる魚の「ハモすき」のお披露目もあった。
淡路沼島特産の「ハモすき、玉ねぎ入り+そうめん」を美味くいただいた。
神社の境内では観光客や市民など集まった人たちに500食分の「ハモすき」を淡路島観光協会は振る舞れた。(7/5撮影)

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