2016年2月8日月曜日

宝恵駕籠巡行 瀧尾神社

7日、東山区瀧尾神社の節分祭で午後3時から宝恵駕籠行列と豆まきが行なわれたで行った。天正14(1586)年10月に秀吉公の方広寺大仏殿建立に伴い、当地に移ってきたと伝えられる。また当社は、泉涌寺の僧の守るところであったともいわれている。
京の豪商下村家は、当社を崇拝すること篤く、元文3(1738)年以降、数度にわたって社殿の修復を行なってきたという。
現在の社殿も下村家の援助により天保10(1839)年から翌11年にかけて造営されてものであるという。
神事の後、節分祭は下村家ゆかりの氏子が大丸の幟と纏で開始された。
瀧尾神社の宝恵駕籠巡行は3時、出発である。
芸妓さん役と子供舞妓さんはスタンバイ!
舞妓さん役と十二単姿の官女さんたちを引き連れ、東大路通に出た。
二人の芸舞妓さんと子ども舞妓さんたち。

二回目の休憩所は「赤飯万寿」で知られる音羽屋、ご馳走になった。
泉涌寺道を西へ下り、三回目の休憩は巻寿司や粕汁や枡酒などの接待があった。
神社の纏を振る珍しいものを見た。
本殿、拝殿、絵馬者、手水舎など一連の社殿が境内に現存し、豊富な彫刻装飾は市内では珍しいという。

瀧尾神社の本殿は「北山貴船奥院御社」旧殿を移建、一部改築したものである。(2/7撮影)

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