2015年12月20日日曜日

鈴虫寺 納めの地蔵と大根焚き

19日と20日の両日、上桂にある通称・鈴虫寺で、納め地蔵の千羽鶴と草鞋(わらじ)のお炊き上げ供養と大根焚きが行われた。年中“スズムシ”の鳴き声が絶えることがなく、通称・鈴虫寺(すずむしでら)と呼ばれ「行列のできる寺」になった。
石段を上ると右手に山門があり、左手に錫丈(しゃくじょう)、宝珠(ほうじゅ)を持った「幸福地蔵菩薩」が鎮座している。
草履を履いた姿は非常に珍しく、願いをかけた者のところへ出向き、その願いを叶え、救いの手を差しのべるためといわれる。
この幸福地蔵の正式名は「幸福地蔵菩薩」といって一つ願いをかけると成就するという。


今年最後の縁日は、一年のお地蔵さまへの感謝と来年の無病息災を願って24日11時から納めの地蔵法要が営まれるという。

山門前の幸福地蔵菩薩前で読経し、「千羽鶴と草鞋(わらじ)のお炊き上げ供養」、参拝者の方々は焼香していた。
大根焚きは無料奉仕で、愛知県から来た二人連れのご婦人は熱々の大根とアゲを召し上がっていた。
参拝者は10:00ごろからたくさん来ていたが、西方寺(苔寺)川の小高い丘に臨済宗永源寺派の禅寺で妙徳山・華厳寺(鈴虫寺)がある。(12/19撮影)

0 件のコメント: